コピー機と複合機って違いはあるの?
コピー機とは、コピーをとる機能のみの機械になりますが、複合機の場合、FAX・プリンター・スキャナーなどの複数の機能が活用できる機械のことをいいます。
コピーと複合機の歴史
昔のOA業界では、コピー機単体の機種しかなくFAX機とプリンタ機、スキャナ機がそれぞれ分かれていました。
当然ですが、場所(スペース)はそれぞれ別の場所に置くため、省スペースなオフィスなどでは大変でした。
1990年代に入り、コピー機能とFAX機能を合わせ持つ複合機が日本の各メーカーにより製造が行われるようになり小規模オフィス向けに販売が盛んになります。
複合機は画像データのデジタル処理化に伴って、製品化が可能となり、そのため、デジタル複合機や複合プリンタと呼ばれることも多い。
略語としてMFP (MultiFunction Printer/Product/Peripheral) やSPC (Scan Print Copy)、AIO (All In One) と呼ばれることもある。
この複合機の台頭により、日本を含め世界のオフィス環境は一変したのではないでしょうか。
ただ単に、コピー機能・FAX機能・プリンタ機能・スキャナ機能を一つの筐体にしただけではなく、FAXの送信を紙にプリントアウトすることなくパソコンから直接送信ができるようになったり、FAXの受信を内臓のメモリーを使ってデジタルデータとしてパソコンに送信したりと、高機能化が進んでいます。