G4FAX
読み方:じーふぉーふぁっくす
G4 FAX はデジタル回線(ISDN回線)に対応した規格。A4原稿1枚の通信速度は約3秒、解像度は 400 dpi × 400 dpi と高性能だが、G3規格と比べるとほとんど普及していない。
<追記>
G4 FAX は、光ファイバーを使った「ひかり電話」では通信できない。もしG4FAXをご利用中の方がいたら気をつけましょう。
G4FAXにはG3FAXにはないメリットがあります。それは同じ規格=G4FAX同士の通信であればG3FAXの2倍通信速度があることです。FAXの送受信などやり取りが多い企業では通信コストの削減などに大いに役立ちました。しかし現在G4FAXを使用されている方をご存知なかたはなかなかいないのではないでしょうか。
G4FAXが普及しない原因としては、デジタル複合機の新しい機能として、インターネットFAX(インターネット回線を利用してFAXを送る)の台頭、パソコンの普及によるメール利用の拡大があげられます。通信費を別途かけずに通信ができる機能は、G4といわずG3FAXをもおびやかしましたが、FAXのように紙ベースで見たい・保存したいニーズはなくならず、どうせ使うなら安い機械で・・・とのニーズでG3FAXが世の中に広がっている次第です。