マイナンバー制度とは
最近テレビCMなどでも流れているマイナンバーって、なんとなく聞いたことあるかたは少なからずいると思います。日本国民の7割がまだよくしらないとも言われていますが、実際に私たちの生活や仕事に関係あるのでしょうか。
マイナンバー制度とは、正式名称は「社会保障・税番号制度」といいます。
独自の番号により個人情報を管理する制度です。
今までの制度では、各公的機関(税務署・市役所・年金事務所)は、それぞれが独自の方法で個人情報を管理していましたが、このマイナンバー制度を導入することで、公的機関同士の個人情報をやりとりしやすくなります。
例えば・・・
何か公的な手続きをおこなおうとする際、「住民票」を提出してくださいと言われた経験が皆さんにはあるはずです。
わざわざ市役所にいって住民票を取得するのは非常に手間でした。
マイナンバー制度を導入すれば、公的機関同士で情報のやりとりをしてくれるようになるために、住民票の添付が必要なくなったりします。
これだけ見ると非常に便利な制度なのかと思いますが、個人情報がこのマイナンバーに集約させるので、このマイナンバーを悪用されたら大変なことです。
より一層のセキュリティー強化が現在言われております。
<個人情報>
■氏名・住所・生年月日
■所得(お給料や収入)
■税金
■年金
昨今見られる「成りすまし」「ネットバンキングの遠隔操作」など企業だけでなく個人をもターゲットにした犯罪に対し、個人情報を管理する企業側は特に早急な対応が求められます。
そんな中、社内ネットワークを様々な脅威から守るUTMが再注目されています。
UTMとは、Unified Threat Management(統合脅威管理)といい、ファイアウォールやスパムメール対策、不正侵入防止、webフィルタリング、ウィルス対策、DLPなどをまとめて行ってくれます。
企業側は、最低限の対策を行わなければならない立場に「マイナンバー制度」が導入されることによりおいやられます。UTMは中小企業だけでなく、大企業でも導入が進んでいます。UTMを導入することにより100%安全にはなりませんが、裸の状態から、鋼の鎧をまとった状態になるはずです。
何かあってからでは遅いので、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。
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