コピー機の便利機能:電子データの暗号化と自動消去
※当コラムは個人的な見解に基づくものです。内容はお客様自身の責任においてご判断くださいますようお願いします。
平成27年10月から住民票を有するすべての人に、1人1つのマイナンバー(個人番号)が通知されます。
<社会保障の面では>
年金の資格取得や確認、給付
雇用保険の資格取得や確認、給付
医療保険の給付請求
福祉分野の給付、生活保護 など
<税の面では>
税務当局に提出する確定申告書、届出書、調書などに記載
税務当局の内部事務 など
<災害対策の面では>
被災者生活再建支援金の支給
被災者台帳の作成事務 など
様々なところで利用される重要なものです。
企業にもお客様の情報を守る義務が必要になるので、情報の漏洩に関しては各企業が頭を抱えていることでしょう。
コピー機の便利機能の一つに電子データの暗号化と自動消去というものがあります。
※メーカーや機種により
コピー機(複合機)本体に搭載されているハードディスクやメモリーに蓄積されたデータは全て暗号化して
保存し、出力後や送信後には自動的に消去をするといった機能です。
その他にもセキュリティーに関する機能はいくつかあるのでご紹介しましょう。
■データを埋め込んで不正コピーを防止する機能
■本体のリース契約終了後は保存されたデータを全て消去
■FAX通信のセキュリティを高めるFASEC1に準拠
これらの多くはオプションでの搭載がほとんどで、お値段も結構いたします。
しかしながら、上記で述べたマイナンバーの実施後は企業における責任もさらに重要なものとなり、
しっかり対策を行わなければならなくなります。
セキュリティー対策はお早めに行うことをお薦めします。